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雪の日の思い出

こんにちは

年末から雪がよく降りますね

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転倒やスリップ事故には気をつけたいものです。

私の津山での雪の日の思い出は、高校時代に雪が積もっても自転車で高校に通っていたことです。

不思議ですが滑ったり、雪にタイヤを取られたりしながらも転ぶことはなく、みんな通っていました。

無茶してたなぁと思いますが、今の高校生はどうしているのでしょうか。

 

さらに昔の話ですが、昭和20年代の旧落合町の小学校に通っていた母から聞いた話を紹介します。

母の家から小学校までは平坦な道ですが4キロほど離れていました。

当時の田舎の道は舗装されておらず、車もあんまり走っていません。よって、大雪が降った日や雪が溶けた後に通学するのは大変だったそうです。

 

なので母たちは「大雪の日は姫新線の線路を歩いて学校に行く」という方法をとっていました。

・線路に雪が積もっても機関車が走れば道路よりも浅い。

・鉄道が運休して雪が積もっていても、下が砂利なので楽

・雪に隠れている道ばたの溝にハマらず安全

など、メリットが多かったようです。

 

しかしデメリットが一つ…。

それは💩

当時の客車のトイレは、線路にそのまま落とす方式。

線路を歩くと当然の如く💩などに出会うことになり、雪よりも気をつけたとのこと。

ただし、落としものはそれだけではありませんでした。

なんと財布を拾ったことがあるそうです。落とした人かわいそうですね。なお財布は学校に届けたらしいです。

 

今、線路の立ち入りはローカル線であっても警察など怒られますが、お目こぼしもあった時代だったのでしょう。皆さん決してマネをされないように。