岡山気象台で「顕著な大雪情報」の運用開始
こんにちは
子どもたちは冬休みに入り、何かと慌ただしい年の瀬です。
そして今年は、新型コロナの流行もひと段落しているいま、オミクロンの流行前の今のうちに楽しみたいという思いを抱いている人も多いと思います。
そんななか、岡山県北部では大雪のニュース。特に車を運転する際は、スリップなどに気をつけたいものです。
さて、大雪に関する話題として、今年の12月から岡山県気象台は「顕著な大雪に関する気象情報」を発表することとしています。
ゲリラ豪雨情報(記録的短時間大雨情報)の大雪バージョンといえばわかりやすいかもしれませんが、平成30年に北陸で大規模な自動車の立ち往生事故が発生したことを教訓にして、短時間の大雪(降雪量)に対して、県の気象台が情報を発信し警戒を呼びかけるものです。
この情報は、6時間に山地(アメダス設置の蒜山上長田・千屋)で40センチ、平地(同じく岡山市・津山市・美作市)で30センチを観測し、さらに警報級の大雪が予想される際に出されることとなっています。
ちなみに、過去のデータ(1990年以降)によると、これまで岡山県内においては、この情報の基準に達するような大雪は降ったことがありません。(津山市の1990年以降の6時間降雪量の最多記録は2005年12月22日の24センチ)
しかし地球規模の気候変動により経験則では測れないことが近年起きていますし、昔は「百日雪の下」といわれるほど雪が積もっていた美作地方。備えは必要です。
最後に冬の美作路を走る際に見ておきたいおすすめのサイトを紹介します。
「岡山県冬期道路気象情報システム」のホームページは、走る予定の路線ごとに現在の路面状況が一目でわかります。