ふるさとのお雑煮
2022年も1週間を過ぎました。
年末年始、短い間ですが私は3年ぶりに津山で過ごしました。
鏡野町や旧奥津町の文献を購入したり、初詣などにも行けたので、今後のブログ記事にも活かしていきたいです。
さて、お正月といえばお雑煮ですが、みなさんの地域ではどのようなものでしょうか。
美作地方のなかでも、家によってさまざまですが、特徴的なこととしては、
①丸餅は茹でる→お餅は3が日の間は焼いてはいけないと言われています。
②スルメで出汁をとる→味噌やすまし汁などさまざまですが、スルメでダシをとります。スルメは捨てずに雑煮に添えて出します。
③ブリの切り身を茹でて雑煮の具に入れる
我が家の雑煮も①〜③が当てはまります。
ちなみに我が家の雑煮は味噌仕立てで、スルメとブリの他にほうれん草と人参、カツオ節が入っています。
海がない美作地方ではスルメ、ブリ、カツオ節という海産物はかつては貴重だったと思います。
出汁をとったスルメをそのまま具として使うこともその名残りかもしれません。
餅の大きさも昔は家によってさまざまだったみたいです。
久米郡生まれの父の家の餅は小ぶり。子どもの頃「歳の数だけ餅を食う=年餅を食う」ことを目指して雑煮を食べたそうです。真庭郡出身の母の家の餅は大きめで、お正月に行った時は「ここの餅は大きいけん、頼む時は少なめに言え」と言われていました。
広報津山の1月号は津山市内のお雑煮について特集していました。
https://www.city.tsuyama.lg.jp/common/photo/free/files/14777/202112201714450013408.pdf
カマボコを雑煮に入れる家が多いんですね。知りませんでした…。
リンクを貼っておきますので、皆さんぜひご覧ください。
今年もよろしくお願いします。