新庄監督と新庄村
こんにちは
北海道日本ハムファイターズの新しい監督に新庄剛志さんが就任しました。
派手なパフォーマンスや言動でファンをとりこにする一方で、野球に対する姿勢は極めてストイックな方と聞いています。若手選手が多いチームをどう立て直すか楽しみです。
さて、新庄監督は現役時代、岡山県のある村と交流がありました。
それは「新庄村(真庭郡)」。新庄村は西粟倉村とともに平成の大合併後も岡山県に残った「村」です。
新庄村は新庄監督が現役時代の1993年から山形県の新庄市、奈良県にあった新庄町とともに「新庄会」をつくって村公認で新庄選手を応援してきました。
まだ阪神に在籍していた時代に新庄選手は新庄村に訪問したこともあり、手形を残しています。また新庄村は新庄選手が訪れた12月13日を「SHINJO DAY」として、現役を引退する年まで長い間クリスマスイルミネーションの点灯日としてきました。
新庄さんが監督として球界に復帰しました。また新たに村おこしを期待したいものです。
(新庄監督よろしくお願いします)
もう少し新庄村の紹介をします。
新庄村は2021年9月30日現在の人口が880人という小さな村です。
しかし、新庄村は明治22年(1889年)に現在の町村制が施行されて以来、一度も合併を行っていない、岡山県では唯一・全国でも極めて数が少ない自治体です。
文献によると明治24年の村の人口は1,872人と現在よりも倍以上の規模を有していたのは、出雲街道の宿場町として・たたら製鉄の拠点として栄えていたことがあります。
名所といえば宿場町のあった 日露戦争での勝利を記念して1906年に宿場町の両側に植えられた「がいせん桜」です。100本を超える立派な桜の花がまるでトンネルのように道を囲む様子は見事。個人的には、津山の鶴山公園の桜、落合の醍醐桜とともに美作の3大花見スポットだと思います。
新庄村は、かつては「メルヘンの里づくり」と称した村おこしをしていていましたが、現在は「日本で最も美しい村連合」に加盟し、古い宿場町や豊かな自然を残しながら定住促進の施策を進めています。